ロッテルダム市内、キンデルダイク観光
ロッテルダム滞在を決めた理由はただひとつ。世界遺産に登録されている風車群が見れるキンデルダイクへのアクセスがいいこと。とにかくキンデルダイクには何が何でも行きたかったのだ。そしてできることなら少しでもいい条件で見たい。いろいろ調べた結果、土曜日の午後1時から19基全ての風車が一斉に動かされる、とのこと。それなら土曜日の午後に行くしかない!今回の旅行の日程はこの条件を最優先で考えたのだった。
しかし、朝起きてカーテンを開けてみると、外はどんより曇っている。しかも、時折雨がぱらつく生憎の天気。ザーンセ・スカンスで見たような青空に映える風車は見れないのか…と思うと涙が出そうになった。しかし、まだ望みがないわけではない! なにしろ私は晴れ女なんだから!! 絶対に晴れることを信じて予定通り午前中にロッテルダム市内を観光し、午後からキンデルダイクへ行くことにした。
ホテルのレストランで朝食 オレンジジュースがおいしい! 部屋の窓から見える噴水
ホテルを出てぶらぶら歩いて向かったのはビンネンロッテ通りのシティーセンターマーケット。買い物をする、しないはともかく、マーケットを見て歩くのは楽しい。果物や野菜を売っている店、パン屋さん、チーズを売る店、衣類を売る店、一見ガラクタのようなものを売っているお店など、端から端まで見て周った。
マーケットを通り抜けると目の前に不思議な形の建物が現れた。手前にある円形の屋根(?)の建物はなんと、メトロの駅。奥の方に見えるのは「キューブハウス」という不思議な造りの家で、実際に人が住んでいるのだという。そのうちの1軒を公開してるのだが、朝早かったためにまだオープンしていなかった。一体中はどんな風になっているのか、見てみたかったなぁ…。
シティセンターマーケットのすぐ隣にある聖ローレンス教会はまだ開いていなかった。この教会はもともとは1449年に着工されたゴシック様式の建物だが、1940年の爆撃でほとんど破壊されてしまったのだそうだ。教会が開くのを待って中に入ってみた。欧州一を誇る1973年製のパイプオルガン(ローレンスという名前がついている)が見事だった。
このあとは歴史博物館に行きたかったのだが、ここもまだ開館していなかった。そこで予定を変更して、海洋博物館に行くことにした。ここの見どころは、オランダ海軍の象徴であった19世紀の軍艦ブッフェル号で、内部を見学することができるようになっている。
ビンネンロッテ通りのシティーセンターマーケット これは一体何?と思いきや… メトロの駅なんです キューブハウス 実際に人が住んでいるんだそうです 聖ローレンス教会 欧州一を誇る大オルガン 「戦争と平和の扉」 オランダが誇る大思想家エラスムスの銅像 プリンス・ヘンドリック海洋博物館 19世紀に活躍した軍艦ブッフェル号 船内を見学できます 人がいる!と一瞬焦りましたが、人形でした(笑) 右端に、腰に巻いたタオルを取ろうとしている輩が…(笑)
この頃には青空が広がっていた。歴史博物館に心残りはあったが、昼少し前にキンデルダイクへ向かうことにした。まずはメトロでZuidplein駅へ。駅構内にある路線図で現在地と目的地のゾーンを確認して、ストリッペンカールトが何枚必要か調べてから刻印機に通して乗車。Zuidplein駅で下車して、バス停を探して時刻表を見ると、あと20分ほどでユトレヒト行き、154番のバスが来るようだ。バスに乗って運転手さんにストリッペンカールトを渡し、「キンデルダイクまで」というと6ストリップ分のところに刻印してくれた。
いよいよキンデルダイクに向かいます。まずはメトロでZuidplein駅まで行きますが、路線図を見て乗車駅と下車駅のゾーンを確認して この表でストリッペンカールトが何枚必要か調べます。市内中心部からは3ストリップです Zuidplein駅に到着 キンデルダイク方面に行くバス(ユトレヒト行き)は154番。乗り場Lからの発車です 1時間に1本です バスの車内 キンデルダイクまで6ストリップ キンデルダイクの風車群の最寄のバス停はMolenkadeといいます。Zuidpleinから40〜45分ほどでした 帰りのバスも1時間に1本
バスに揺られること45分ほどでキンデルダイクの風車群の最寄のバス停であるMolenkadeに到着。さっそく遊覧船に乗って風車を見物することにした。朝の時点では想像できなかった青空の下、風車が大きな音を立てて回る様子はまさに壮観。これこそオランダ、という眺めだ。ザーンセ・スカンスよりも風車の数が多い分、迫力もある。風も爽やかで気持ちいいし、もう嬉しくて嬉しくて、夢中でシャッターを切り続けた。そして改めて、「今年もまた、いつか見てみたかった憧れの風景に出会えた!」と感動を噛みしめるのだった…。30分ほどのクルーズの後は遊歩道を歩きながら風車を見物。公開している風車の中にも入ってみた。あらかじめ調べておいた帰りのバスは1時間に1本しかないため、頃合を見計らってバス停に向かうが、名残惜しくて仕方なかった。
余談だが…残念ながら19基全ての風車が回ってはいなかった…。ついでに、本当に風車が回るのが土曜の午後だけだったのかも、よくわからない…。いずれにしても、ガイドブックの情報があまり正確でないことは確かなようだ。ウイーンに行った時に1冊だけのガイドブックに頼ることの危険さが身にしみてわかったので、できる限り多くの情報を集めるようにしたつもりなのだが、それでも充分というわけにはいかなかったようだ。
そういえば、今日は昼食を抜いてしまった。さすがにお腹が空いたので、晩ご飯を食べてからホテルに戻ることにした。どうもロッテルダムの市街地にはめぼしいお店がなかったので、第2次世界大戦の戦禍を免れて17世紀の面影を残しているデルフスハーゲンという街の運河沿いのレストランに行ってみることにした。「ヒールナースト」という名のそのお店は運河を見下ろす位置にある。中途半端な時間帯のため、貸し切り状態の店内は静かで、とても落ち着いた雰囲気。ビールで喉を潤しながら料理は何にしようか、と考える。そういえばここ数日は肉料理ばかり食べていた気がするのでシーフードにしてみた。たっぷりのサラダとフライドポテトと共に運ばれてきた料理は思わず顔がほころんでしまうおいしさだった。ずっと食べてみたかったのだがカロリーが高いなぁ、と避けていた、フレンチフライにマヨネーズ、もついに試してみたが、意外といける。…結構くせになりそうだ。
帰りはZuidpleinからメトロを乗り継いでDelfshavenで下車 この辺りは第2次世界大戦の戦禍を免れたため、17世紀の面影が残っているんだそうです 風車とはね橋 遠くに見えるユーロマスト 高所恐怖症の人はやめた方がいい、とのアドバイスに上りませんでした! 「ヒールナースト」という運河を見下ろすレストランで夕食 ビールはEUR2.0(約288円) 「ファミリースナップ」という名前がついたシーフードの料理 おいしかった! フレンチフライにマヨネーズ、を試してみました。意外といけるんですね… 15枚つづりのストリッペンカールト 使用する枚数のところで折り曲げて刻印します 刻印された時間からストリップ数にあわせて有効時間が決まっていて、その時間内なら乗り換え自由です
今日もよく歩いたので早めにホテルに戻って入浴剤を入れたお風呂でゆっくりとくつろぐ。…外は相変わらず大音量の音楽でやかましいんだけど…。
明日はルクセンブルクへ移動だ。