今日は移動日。ゆっくり起きて、バルコニーで波の音(…というか、轟音)を聴きながらビンタンラードラーを飲みながらのんびりと過ごす。昨日の反省を生かし、生野菜たっぷりの朝食をいただく。前日とは若干料理の内容が変わっていた。

お目覚めのビンタン・ラドラー 「ムーンライト・キッチン」で朝食
今朝もインドネシア料理中心
バッソ入りスープ 昨日のリベンジ、生野菜 オムレツを焼いてもらいました
フルーツもしっかりと

 12時にチェックアウトを済ませ、次に泊まるホテル「プラマナ・ワトゥ・クルン」のお迎えが来る13時までの間はロビーで待つことにした。迎えに来たドライバーさんと合流し、ホテルを目指す。バリの祝日が今日までとのことで道路がものすごく渋滞している。ドライバーさんは道を知り尽くしていて、うまく渋滞を避けてくれたが、それでも約3時間を要した。

 さて、今回宿泊を決めた「プラマナ・ワトゥ・クルン」は2018年3月にオープンしたばかりの全18室の小さなホテルで、伝統的なバリの集落を再現しているのだそうだ。「ロイヤル・ピタ・マハ」の北の、アユン川を見下ろす高台に位置しており、同じ川沿いの「アマンダリ」「フォーシーズンズ」などと同じような渓谷の景観を楽しむことができるのに宿泊料はそれらのホテルと比べるとかなり安価、というお得なホテルだ。フロントの奥の門をくぐり、つきあたりにあるレストランでチェックインの手続きをする。レストランからはプールを挟んで渓谷を望むことができる。ウェルカムジュースはボトルでサーブされた。

 今回予約したのは、最初の2泊はアユン・バレー・スイート、その後の2泊がウッデン・プール・ヴィラ。ヴィラ4連泊が希望だったのだが、最初の2泊の空室がなかったためだ。しかし、それぞれかなりお得感のあるパッケージプランで予約したので特典が盛りだくさんになり、結果的にはよかった。アユン・バレー・スイートはパブリックプールのすぐ脇の棟の1階にあり、確かに一番谷側なのだが、庭に背の高い植え込みがあるため、部屋から渓谷を見ることができるわけではなかった。建物も2018年に完成したとはちょっと思えないくらい古く、プールサイドに面した大きな窓があるため、なんだか落ち着かない。テレビはほとんど映らないし、インターネットの接続状態もあまりよくない。バスルームも広いのだが、シャワーブースに扉がないので、シャワーを使っている時に寒いうえ、お湯が外にはねてしまうので大変だった。実はこのホテルを予約した後、各種特典の希望日時を伝えるためにメールのやり取りをしたのだが、その際もいくつもミスがあり、何度も同じことを繰り返し伝えなければならない、ということがあった。そんなこともあり、なんとなく、「今回はホテル選びに失敗したかも…」と少々テンションが下がってしまった。いや、まだ後半のヴィラがある。こちらに期待しよう!

ウブドに移動し、今日から泊まる「プラマナ・ワトゥ・クルン」へ レセプション
チェックインは奥のレストランで
ウェルカムドリンクはボトルでサーブされました パブリックプールが見下ろせます
今日から2泊するのはアユン・バレー・スイート
屋外のテラスにあるダイニングテーブル
天蓋付きベッド
こういう演出は素敵!
ドレッサー兼ライティングデスク
ウェルカムフルーツ ホテルのディレクトリ 滞在中ほとんどの時間はここでゴロゴロしてました
滞在中ほとんどの時間はここでゴロゴロしてました
ボックスの中身は エアコンとテレビのリモコン
バスルーム ダブルシンクで広々しています
ハンドソープなどは全て石でできたボトルに入っています
アメニティ シャワーブースに扉がありません
シャンプーとトリートメント、ボディソープ トイレには扉があります(笑)
ユニークな形のバスタブ
バスソルト クローゼット
ガウンとセーフティボックス ランドリーボックス
ランドリーボックス
ロマンティック・ディナーの準備がされています

 今日は宿泊パッケージの特典のひとつである60分間のバリニーズマッサージを20時から予約してあるので、それまでに昼食兼夕食をとりに行くことにした。ホテルからウブド王宮前まで1時間に1本シャトルを出してくれるので、16時の車に乗ってウブド中心部に出かける。行きのシャトルは予約の必要はないが、帰りのシャトルは、事前申告制なので、最終の19時15分に迎えに来てくれるようにお願いした。

 まずは一昨年と昨年、ワンピースとセットアップを買った「ハーモニーズ」で今年もいいものがあったら買おう、と思っていたのだが、お店がない。もしかして、つぶれちゃった? とても気に入っていたのに…(後日、移転して営業していることが分かった)

 当初食事に行こうと思っていたお店の前まで来たが、他のお客さんが全くいない。いくら食事時ではないとはいえ、ここまで誰もいないと不安になる。そこで、お店の前を通過し、どこへ行こうかな、とモンキーフォレスト通りを歩いているうち、「カフェ・ワヤン」の前まで来た。そういえば、20年ほど前に来たきり、いつも素通りしていたなぁ、と久しぶりに入ってみることにした。さすがにこれだけ久しぶりだと、以前の記憶がない。でも前に来た時には確か、もっと奥のテーブルだった気がする。注文は迷わずナシ・チャンプル。これはこれでおいしいのだが、ローカルワルンの味にすっかり慣れてしまったせいか、味付けが甘く感じる(笑)。

さっそく街に繰り出しました 久しぶり過ぎて記憶がない「カフェ・ワヤン」
時間が早いせいもあり、他のお客さんの姿がありません
まずはビンタン 優しい味のナシ・チャンプル

 シャトルの時間までまだ時間があるので、新しいサンダルを買おうと思ったが、足に合うものがなく、断念。日が暮れ始め、細い月が顔を出した。

 ホテルのシャトルの時間になったが、渋滞が激しいせいか、一向に来る気配がない。20時のスパの時間には間に合いそうもないなぁ、と諦めかけた頃、ようやく車が来た。ホテルに戻って来た時には20時を15分ほど過ぎていたが、スパはOKとのこと。フロントの上の階のスパに直行した。宿泊のパッケージになっている60分間のバリニーズマッサージ。とても丁寧な施術で、力加減も絶妙。実はあまり期待していなかったのだが(失礼)、こんなに小さなホテルのスパでこれほどの施術を受けられたことに感動。

ホテルのスパ
まずはロゼラティーをいただきます 60分間のバリニーズマッサージは最高でした!
施術後はフルーツとジンジャーティー スパの隣にはヨガスタジオがあります



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