3日めの朝食は「食べ台湾」で紹介されていた「喜多士豆漿」に行ってみた。行天宮の近くにあるお店だ。昨日のお店同様ローカル色の濃い店頭では、お店の人たちが油條や焼餅をせっせと作っている。ここもオーダーシートに記入する方式。注文したのは鹹豆漿と蛋餅。鹹豆漿はとても濃くて、ほとんどお豆腐状態。蛋餅は薄味なので、テーブルの上の調味料をつけていただいた。このお店はリピート確定。

朝の一杯 「喜多士豆漿」で朝ご飯
壁掛けメニューもありますが、オーダーシートに記入して注文できます テーブルの上の調味料 鹹豆漿と蛋餅
蛋餅(35元・約123円) 鹹豆漿(25元・約88円) おぼろ豆腐みたい!

 帰り路に行天宮に立ち寄ってみた。台湾の寺廟はどこも、熱心にお参りする人でいっぱい。長い行列ができていたので、結局外観を眺めただけで退散。

行天宮

 午後からは板橋へ足を延ばそうと思っていたので、早めのお昼ご飯。台湾滞在中に一度は食べたいもののひとつが魯肉飯と鷄肉飯。検索してみたところ、1杯で両方が味わえる招牌飯が食べられるお店があるという。場所もわかりやすそうなので、ここに決定! お店の名前は「建弘鷄肉飯」。こちらもオーダーシート方式。もちろん、招牌飯と、青菜炒め、そして初体験の下水湯。招牌飯は、鷄肉の上に魯肉がのっているので、味の濃い魯肉が鷄肉の味を隠してしまっている感じ。もちろんおいしいのだけれど、できれば半分ずつに分けてくれた方が両方の味が楽しめるのになぁ。下水湯は、わかってはいたけれど、レバー系が苦手な私には少々臭みが気になってしまった。

「建弘鷄肉飯」で昼食
招牌飯(60元・約210円) 下水湯(50元・約175円) 青菜炒め(40元・約140円)

 「台湾ZINE」の記事を見て気になっていたのが「林本源園邸」。「写真が好きな人なら絶対楽しめる」というので、これは行くしかない。MRT板南線の府中駅から歩くこと10分弱。一部建物が改修工事中のため入場料は無料。入り口を入っていくつかの門をくぐるとガジュマルの木に囲まれた榕薩大池がある。大池を回りこんで円形の月門をくぐり抜けると定静堂という四合院建築の建物がある。かつて林家が貴賓を招いて宴会を開いた場所なのだそうだ。回廊の先には香玉簃。様々な花を鑑賞するための場所だそうだ。「一部建物が改修中」とは知っていたが…なんと、ここから先は全て改修中。公開されているのはこれだけ。えええ~~~~~(涙) 改修工事が終わったら、また来ることにしよう…。

板橋慈恵宮 林本源園邸の入り口
榕薩大池
月門
定静堂
香玉簃
接雲寺

 晩ご飯は近くの南雅夜市で、と思っていたので、市が立つまでの間は「逸馨園書香茶房」でお茶を飲んで過ごす。店内はいくつかの建物に分かれていて、かなりの座席数があると思われる。個室に案内され、梨山茶をいただく。お茶を飲みながら、明日はどこへ行こうか…と調べていると、老街の街並みを歩くのもいいな、と思った。しかも、深坑老街は豆腐の町としても知られているとのこと。それなら、今夜行こうと思っていた行列のできる臭豆腐の店はやめて、別のお店に行くことにした。

「逸馨園書香茶房」でお茶休憩
広い店内
梨山茶をいただきました
南雅夜市

 南雅夜市は通過して、MRTで一駅移動し、板橋駅で降りる。駅前にある市民広場のクリスマスイルミネーション、そして 節節高升竹筍と呼ばれている円錐形のランドマークをクリスマスツリーに見立てたプロジェクションマッピングが目当て。更に、市庁舎の32階にある展望台が無料で開放されているので、展望台からイルミネーションを見下ろすこともできる。

板橋駅前の市民広場 プロジェクションマッピングが始まりました
市庁舎の展望台から見た夜景

 さて、夜市をやめたものの、晩ご飯はどうしよう? 帰りの電車の中で検索をかけまくり、選んだのは「芒果樹100熱炒」。いわゆる、居酒屋。お店の場所は善導寺駅から歩いて15分ほどのところにある、熱炒ストリートと呼ばれる一角にある。メニューは値段ごとに分かれていて、かなりの品数。さんざん迷って、鹹蛋苦瓜と三杯鷄腿を注文し、冷蔵庫からビールを持ってきて、乾杯! さすが、居酒屋だけあって、料理の味は濃い目で、ビールのお供にぴったり。

 帰りがけに「Mita」に立ち寄り、お土産用のパイナップルケーキと食後の別腹用のエッグタルトを買ってホテルに戻った。

「芒果樹100熱炒」で晩ご飯 台湾ビール
三杯鷄腿(150元・約525円) 鹹蛋苦瓜(100元・約350円) 「Mita」のエッグタルト



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