既に恒例となった年末台湾。今回は少し長めの台湾縦断の旅を計画した。

 出発の朝、まさかの大寝坊。目が覚めたのは、予約していた空港行きリムジンの出発時刻を30分過ぎた時間!! 一瞬パニックになったが、考えている時間はない。とにかく、30分後に出るリムジンに乗るしかない! 自分でも信じられないほどの素早さであっという間に身支度を整え、15分後には家を飛び出し、予定の1時間遅れで羽田に到着。無事にチェックインを済ませ、サクララウンジで朝食をとる余裕もあった。

バタバタの出発でしたが、無事、羽田空港に到着。朝ご飯を食べる時間がありました
機内食 スパカツ
ジャガバターコーン フレッシュサラダ ハーゲンダッツのアイスクリーム
赤ワインをいただきます

 先日石垣島に行った時に結構肌寒かったので、台北も肌寒いかと思いきや、見事な快晴で気温は25℃。湿度が低いので不快感はないが、一桁の気温に慣れた体には暑い。ダウンを着込んだ現地の方の中で、長袖ワンピースの袖をまくっている私は見事に浮いていた(笑)。ホテルの部屋の用意がまだできていなかったので、荷物を預けて昼食をとりに出かけた。

 向かったのはずっと気になっていた「老牌牛肉拉麺大王」。西門の駅から歩いて、城中市場を目指す。迷うかと思いきや、あっさりとお店を発見。炸醤麺と、店頭で選べる滷味を注文。かなりおいしいと噂の炸醤麺。噂通り、大蒜がたっぷり入った肉のそぼろが絶品!! 滷味は卵が硬くなっていたのが残念。

城中市場
「老牌牛肉拉麺大王」で昼食
炸醤麺(60元・約192円) 大蒜ががっつり効いていておいしいです!
滷味

 かなり暑かったので、帰り路に「干記杏仁豆腐」で杏仁かき氷を。かき氷のトッピング(…というか、氷の下に埋もれていますが)は選べるようになっていた。(前は違ったような??)さすがに食べ終わる頃には肌寒くなっていた。

「干記杏仁豆腐」 杏仁雪綿冰(110元・約352円)
氷の中にトッピングが埋まっています

 ホテルに戻り、今夜からの計画を練る。前回行けなかったお店に行こうと思ったのだが、生憎週末は休業日だということがわかった。仕方なく、これは次回以降にお預けにして、今夜は最近の「食べ台湾」の記事で見つけた「滷滷味」で晩ご飯を食べた後、「三角埔仙草」でデザートを食べることにした。

宿泊はいつもの「ウェスティン・台北」
ウェルカムギフト 台湾ビール♡
さっそくいただいちゃいます

 「滷滷味」は安東街の萬象大厦にあり、ホテルからは徒歩圏内。カウンターは屋外で、屋外とカウンターの奥の店内で食事をすることができる。ショーケース内の食材を見ながら、写真と日本語での説明付きのオーダーシートに記入して注文。ビールは置いていないと諦めていたのだが、冷蔵庫内に小瓶を発見! 辛さが選べるので、今回は小辣にしてみた。出来上がったのはなんとも上品な滷味。味付けは甘めで八角の香りが少なく…私的には前回の「滷底撈」の方が好み。

「滷滷味」 ショーケースの中の具材を選びます
台湾ビール(65元・約208円) 滷味(155元・約496円)

 忠孝復興からMRTに乗り、後山埤駅前の「三角埔仙草」へ。ガイドブックの写真で気になっていた総合焼仙草冰を注文。「鮮芋仙」はかき氷自体が仙草の味だが、このお店のものは普通の氷の上に仙草ゼリーをのせてある。仙草らしい味はあまりせず、小豆や緑豆の甘さが勝ってしまい、なんだか物足りない。次は甘い味付けのトッピングは避けよう。

 帰りがけにこのお店のほぼ向かいに「呻天下滷味」という滷味のお店を発見。かなり八角の香りが漂っていたので、このお店は期待できそう。

「三角埔仙草」 総合焼仙草冰(55元・約176円)




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