今回のバリの手配を始めたのは5月の初め。2年前、深夜にジャカルタに着く便しか取れず、過酷な乗り継ぎをせざるを得なかった反省から、とにかくジャカルタまでの往復の特典航空券を早めに押さえておきたかった。幸い、希望の便の空席があったので即決。乗り継ぎのガルーダ・インドネシア航空のジャカルタ−デンパサール線については、ガルーダの新ターミナルへの移転に伴い、移動に4時間程度の余裕が必要、とのことだったので、それを考慮して予約した。

 次にホテルの手配。とりあえず到着日は昨年同様に「クイーン・ローズ・ヴィラ&スパ」の到着日プランを予約。値段は安くはないが、空港から近く、送迎と朝食、2時間のスパがついているのは魅力的だからだ。そしてその後の宿泊について真っ先に考えたのは1月にオープンした「星のやバリ」。実は去年から「オープンしたら泊まってみたい」と思っていたのだ。公式サイトを見ると、予想はしていたものの、やはり高い。かといって1泊ではホテルライフを満喫できない。それなら、頑張って2泊…と思いつつも決めかねていたところ、6月に入って突然宿泊料金が下がった。ここで決めなかったら後悔する気がした。そして、かなりの値下がりだったので、それなら3泊してしまおう!と思い切って予約。これで憧れの「星のやバリ」に泊まれる!! 次のホテルは、当初はスミニャックエリアを考えていたが、「星のやバリ」滞在中は極力ホテルの外に出たくないが、ウブドの街中でのショッピングや食事も捨て難かったので、ハノマン通りにある「アラヤ・リゾート・ウブド」に2泊することに決めた。ここも早期の予約だったので、朝食とアフタヌーンティーに加え、60分間のマッサージと滞在中1回、3コースのランチかディナー付き。この時点で「星のやバリ」に「クイーン・ローズ・ヴィラ&スパ」へのお迎えと「アラヤ・リゾート・ウブド」への送りを依頼しておいた(有料)。最後の3泊は久しぶりのスミニャックエリアにしようと、いろいろ調べたところ、「ジ・ウリン・ヴィラズ&スパ」がウブドエリアへの送迎も無料、という記述を発見。しかも、朝食とハイティー、60分間のマッサージ付き。これで全てのホテルの手配が終了。

 さて、待ちに待った夏休み! 今年もバリでのリゾートだ!! 朝一番のリムジンバスで成田空港入りし、出発までスパークリングワイン&赤ワインを飲みながらゆっくりと過ごした。

お花のアレンジメントが素敵!
お気に入りの席を確保しました
ビールサーバー
スパークリングと白ワイン 赤ワイン
日本酒
冷製スープ
「メゾンカイザー」のパン
野菜をたっぷりいただきます パクチーたっぷり投入のトムヤムクン風スープ
スパークリング 赤ワイン

 まずはいつものJL725便でジャカルタへ向かう。出発が30分ほど遅れたのがちょっと心配。それというのも、去年からジャカルタ・スカルノ・ハッタ空港に新しいターミナルができて、GAの国内線に乗るためにはターミナル2から3への移動が必要なのだ。リサーチしたところによると、JALからGAへの乗り継ぎには4時間の余裕をもつこと、シャトルバスがなかなか来ないことがあること、空港内の道路が渋滞していて移動に時間がかかることなど、不安要素が盛りだくさん。ここで30分のロスは大きい。

 今回乗る飛行機もSKY SUITE。全席通路にアクセスできるので窓際の席をリクエストした。アメニティはロゴ入りのポーチに入れられていて、あらかじめ座席に置かれていた。このポーチはいろいろと使えそう!

<機内食のメニュー>

 和食

  東京芝大門「くろぎ」黒木純シェフ監修による献立

  薫風
   夏野菜と若布のポン酢ジュレ掛け・セロリの土佐酢漬け、そば真砂和え、蛸旨煮・南瓜・茄子揚げ出し・うどと人参のきんぴら・きぬさや
   うざく・辛子酢味噌、真鯛の昆布〆・田舎風出汁巻き玉子・京風出汁巻き玉子・丸十蜜煮・あんず蜜煮

  台の物
   和風牛タンシチュー
   銀鱈味噌漬け

  炊きたてのご飯

  味噌汁

  香の物

  甘味
   水羊羹

 洋食

  オードブル
   槍烏賊グリルとクスクスの冷製

  メインディッシュ
   和牛サーロインステーキとキャビアオーベルジーヌ シャンピニオンのソース または 太刀魚と夏野菜 タップナードのソース

  メゾンカイザー特製パン
   ハーブのプチパン
   コンプレのプチパン

  デザート
   三重県産夏蜜柑のプリン

 お好きな時に
 
  チーズセレクション
   各種チーズの盛り合わせ

  JALオリジナル麺
   ちゃんぽんですかい
   うどんですかい
   そばですかい

 ご到着前に

  おにぎり または アイスクリーム

搭乗時刻になりました SKY SUITEのシート
枕と毛布、スリッパ、ヘッドフォン、耳栓と歯ブラシとマスク入りの巾着袋がセットされています 大きな個人用画面 機内食のメニュー
シャルル エドシック ブリュット レゼルヴ N.V. オードブル 槍烏賊グリルとクスクスの冷製
ボトルを持ってきてくれました メゾンカイザー特製パン ハーブのプチパン・ コンプレのプチパン
太刀魚と夏野菜 タップナードのソース 各種チーズの盛り合わせと共にクライン・ザルゼ ヴィンヤード・セレクション・ピノタージュ2015を 三重県産夏蜜柑のプリン

 幸いジャカルタへは定刻より10分早く到着。入国審査はフォーク並びになっていて、ストレスが少なかった。20分ほどの待ち時間で入国審査を終え、荷物をピックアップして、ターミナルを移動する。エレベーターで2階に上がって、青い看板が目印のシャトルバス乗り場でバスを待つ。10分ほどでバスが来たが、乗り場が狭いうえに段差が半端ない。が、満員で「次のバスを待て」とのこと。すぐにやってきた次のバスは先ほどのバスより大型で、段差も1段のみ。これなら楽勝。帰りもこのタイプのバスを待とう。確かに道路は混んではいたが、意外とあっさりとターミナルの移動は完了。

 新しいターミナルは明るくて広い。GAのプレミアムチェックインカウンターへ行くと、係員がチェックインの手続きを代行してくれた。座って待っている間にチェックインは終了。セキュリティチェックを受けてGAのラウンジで搭乗時刻を待つ。ラウンジもめちゃくちゃ広い。アルコール類はないが、軽食はそこそこあるし、これだけ座席数があるにもかかわらず、しっかり補充もしてくれている。お金をおろすのを忘れていたことに気付き、早めにラウンジを出てATMを探したが、搭乗口付近にはなかった。

青い看板のあるところでフリーシャトルを待ちます バスがやってきました 新しいターミナル
ここで座って待っている間にチェックイン完了 ガルーダのラウンジ
軽食類はそこそこ充実しています
ビーフンゴレンと揚げワンタン ソトアヤム
搭乗口へ移動します GA412便のビジネスクラスのシート ウェルカムドリンク
機内食はチキンかビーフ チキンを選択しました ピリ辛のサラダ
このチョコレートケーキが何気においしい 荷物の預かり証を係員に渡して座って待っていると荷物を持ってきてくれます

 私をのせたGA412便はこれまた30分ほどのディレイでスカルノ・ハッタ空港を出発。空港内のコンビニでビンタンを買ってから「クイーン・ローズ・スパ」のお迎えのスタッフと合流した。

3回めの滞在となる「クイーン・ローズ・ヴィラ&スパ」 屋外のリビング
プールサイドのデッキチェア
ガゼボ
NHKも映るテレビ
大型の冷蔵庫
ワイングラス
バスルーム
アメニティ
シャワーブース
トイレは洗浄式です 2階のベッドルーム
ゆったり座れるソファ
ベッドはダブルサイズ
サンダル NHKが映っています
ライティングデスク
フリーのコーヒーと紅茶 冷蔵庫
クローゼット
初ビンタン

 飛行機に乗っている間から睡眠不足と疲労からか、首の後ろのあたりが痺れていて、体調はすぐれなかったが、旅先ゆえのハイテンションのせいか、なかなか眠くならず、結局2時頃ベッドに入った。




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