今日は移動日なので、ゆっくり起きてゆっくり朝食をとって…と思っていたのに、早い時間に目が覚めてしまった。今日はヴィラのメインロビー近くのレストラン「ダヴァ」で朝食。このレストランはアラカルトの中から好きなものを選ぶ方式。プラス$5だと思っていたのだが、それは「朝食付き」というプランで予約した場合のことで、クラブフロア宿泊の場合はやはり、クラブラウンジと「トゥゲ」「パディ」の3つのレストランだけだったようだ。フレッシュフルーツとナシゴレン・ダヴァを注文。フルーツは盛りだくさんで色鮮やか。ナシゴレンもしっかりトゥラシの風味が効いていて本格的。このホテルのインドネシア料理は、今までに滞在した大型ホテルの中では1、2を争うクオリティだと思う。

シャトルでヴィラへ移動しました
「ダヴァ」で朝食
オレンジジュース(Rp.70000・約598円) ナシゴレン・ダヴァ(Rp.100000・約855円)
フルーツ盛り合わせ(Rp.60000・約513円) 食後のコーヒー
ヴィラの敷地内をお散歩
プール
ウォータースライダーがありました
帰りは歩いて戻ってきました

 チェックアウトまでクラブラウンジでビールを飲みながらのんびり過ごし、いよいよ最後の宿泊先である「セント・レジス」へ向かう。12時にお迎えが来た。なんと、ベンツ。車内Wi−Fi完備。しかも速度もめちゃめちゃ早くてさくさく繋がる。

 ホテルに着くと日本人のスタッフが出迎えてくれた。チェックインの手続きをしながら、「実はお知らせしなければいけないことがありまして…」と言う。 「まずは、悪いお知らせです。」 …何?? 思わず不安になる。「ご予約いただいていたお部屋が満室でございます。」 え?え? まさか、泊まれない?? 「次に、良いお知らせです。…というわけで、ヴィラにアップグレードさせていただきました。」マジですかっ!!!!! スタッフのユーモアとまさかの幸運にテンションが上がりまくってしまった。

 バトラーさんが運転するカートで敷地内を案内してもらう。レストランやスパの設備も充実していて、予算の都合上1泊しかできないのが本当に残念だ。

ラウンジでビンタンをいただきます
お昼の軽食が用意されています
「セント・レジス」のお迎えのベンツに乗りこみました
ウェルカムドリンク バトラーさんの運転するカートで敷地内を案内してもらいました スパ棟
ジム
トリートメントルーム ジャグジー
プール
プールの向こうはレストラン「カユ・プティ」
ビーチ
亀のオブジェ

 そしていよいよ私が泊まるヴィラへ。部屋に入った途端、思わず「うわぁぁぁ〜〜〜〜」と声が出てしまった。手前のリビングには4人が座れるダイニングテーブル、読書用のチェア、そしてその奥にソファセット。どれもとても高級感のある調度品だ。テレビも大型で、BOSEのスピーカーが接続されていて、めちゃくちゃ音質がいい。リビングの右側にはキッチンとミニバーとトイレ。キッチンの奥にはお手伝いさん用のスペースなのだろうか? 小さなベッドとトイレがあった。そしてリビングの左側がベッドルームに続いている。こちらにはライティングデスクと一人掛けのソファ、リビングと同じ大型のテレビが配置されている。ベッドルームの奥にはウォークインクローゼットとバスルーム。バスルームにも小型のテレビが設置されている。慣れるまではどこに何があるのか把握できず、無駄にうろついてしまった。更に、屋外にはプライベートプール。プライベートプールの奥へ進むと、海水を使用したラグーンプールにアクセスできるようになっている。なんかもう、すご過ぎる…。(後でホテルのオフィシャルサイトで調べたところ、このヴィラの宿泊料金は目玉の飛び出る額だった)

私が滞在するヴィラ ヴィラの入り口
ダイニングスペース
高級感溢れる室内に溜息…
テーブルの上にはウェルカムフルーツとトリュフ
ウェルカムフルーツ トリュフ
スピーカーシステム
リビングスペース
ファブリックも高級感があります
読書灯のある椅子
大型のテレビ カーテンを操作するパネル
ミニバー
フリーのミネラルウォーター キッチン
電子レンジも備え付け 冷蔵庫
キッチンの奥には簡易ベッドとトイレがある小さなスペースがあります リビング側のトイレ
シンクは「ビレロイ&ボッホ」のものです
ドアの向こうは ベッドルーム
いい夢が見られそうなベッドです
ベッドルームにも大型のテレビがあります
ライティングデスク
帽子とバッグ バスルーム
アメニティ
「ルーメイドゥ」の製品です
バスタブ
キャスター付きなので使いやすい場所に移動できます
シャワールーム
バスルームから庭に出ることができます
ウォークインクローゼット
ふかふかのスリッパ
バスルームにもトイレがあります
ヴィラのテラス
デッキチェア ガゼボ
ここで半日くらい過ごせそう
プライベートプール
屋外のシャワー
パブリックプールにアクセスできます

 こんな素敵なヴィラに滞在できるなら、もうチェックアウトまで一歩も外に出ない、と決めた。昼食はビーチ沿いのレストラン「カユプティ」でとることにした。名前の通り、白くペイントされた木材が使われた明るい雰囲気のレストランだ。このお店のソムリエの「グラスワインでお気に入りのものを見つけて、おいしく飲んでほしい」という思いから、かなり多くの銘柄のワインがグラスで注文できるのも素晴らしい。あれこれ試してみたい気もあったが、何度も注文するのも面倒だったので、ハーフボトルを注文した。お料理はシーザーサラダとピッツァ・マルゲリータを注文。シーザーサラダが絶品! ピッツァは「チリソースを使いますか?」と聞かれたのでお願いしたら、なんとタバスコではなくサンバルが出てきた。でもこれもいける。

 食後はプライベートプールとラグーンプールを行ったり来たりしながら、テラスでのんびり過ごした。

「カユ・プティ」で昼食
名前の通り白を基調とした店内です
ハーフボトルの赤ワインをいただきました シーザーサラダ
ピッツァ・マルゲリータ 食後のエスプレッソ 会計はRp.1370000(約11709円) …バリで1回の食事でこんなに支払ったのは多分初めてだと思います… 引き出し付きの容器に入ったチョコレート

 18時半からメイン棟の前でファイアーダンスのパフォーマンスが行われるというので、その前に「キングコールバー」へ。セントレジス・ニューヨークの「キングコールバー」はブラッディメアリー発祥のバー。それと同じレシピのブラッディメアリーがここで飲めるという。しかし…実はトマトジュースが苦手な私、試してみたい気持ちと飲めないのではないかという思いでさんざん迷った。が、思い切ってブラッディメアリーを注文してみた。あ、おいしい!! 多分、タバスコの他にバジルが入っているのかな? まるで冷製トマトスープのようだ。

 ファイアーダンスが始まったのでテラス席に移動した。ちょっと遠かった。下で見ればよかった、と後悔。

 19時半、予約しておいたインドネシア料理のレストラン「デュラン」へ。完全オープンエアの店内には他のお客さんの姿がない。このメニューはコースのみで、インドネシアの島々のそれぞれの郷土料理が食べられるのだそうだ。運ばれてきた料理は、バトラーさんが「食後はプールで思いきり泳いでくださいね」と言っていた通り、ものすごい量だった。一生懸命食べたけれど、やはり量が多すぎて、申し訳ないけれど半分以上残してしまった。デザートもてんこ盛り。コピ・ルアックと共にいただいた。

陽が暮れてきました
メインロビーからヴィラ方面へ向かう階段
メインロビー 「キング・コール・バー」
ここに来たら絶対はずせない、ブラッディメアリー
ファイアーダンスが始まりました
予約しておいた「デュラン」で夕食
ビンタン スプ・ブントゥットゥ(オックステールスープ)
インドネシア各地の料理の盛り合わせ お肉が柔らかくておいしい!
グリーンカレー風のこのお料理もおいしかった!
炭火で炙ったサテ そしてデザートも盛り合わせ
黒蜜がかかった揚げ菓子
周りの葉をはがすとお餅のようなお菓子が出てきます
コピ・ルアック ビールとお料理とコーヒーでRp.739400(約6320円)

 部屋に戻るとターンダウンが済んでいた。ベッドサイドにはバトラーさん手書きのメッセージと天気予報、甘い香りを放つチュベローズ。本当に1泊しかできないのが残念だ。

ベッドサイドにはバトラーさんからの手書きメッセージ チュベローズ



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